2016年5月

レビトラを精力剤代わりに服用する危険性

『バイアグラの50mgはよく使用していたのですが、もっと効果が高いものを使いたくて、バイアグラ100mg相当のレビトラ20mgを試してみました。』この様な体験談が度々ブログなどで語られています。確かにレビトラ20㎎ならば、早い人で15分もあれば十分な効果が出ます。これならばホテルに行く直前に服用しても安心でしょう。それにレビトラは食事にあまり影響されないという利点もあります。デートの成り行きでは、ディナーの時に話が弾んで、その後一緒に夜を過ごす事になるかもしれません。それから多少の飲酒でも効果がしっかりと出る事もあり、臨機応変に対応できるのがレビトラのメリットとして評価されています。

それからレビトラなどのED治療薬は、性行為の最中でも確実に勃起状態をキープしてくれるという信頼感が高いので、その点からもED治療薬を精力剤代わりに服用している方が多い事でしょう。『レビトラの場合は、バイアグラに比べて長時間の効き目がありますので、一度に数回の性交が可能です。終わった後でも少しの性的刺激ですぐに勃起しますので、体力があれば3~5回はできてしまう!』この様な話もあるくらいで、スタミナたっぷりの性行為が楽しめる点をアピールする人も少なくありません。つまりED患者以外の方々にも広く利用されている状況があるのです。

ですが、ひとつ注意しておきたいことがあります。レビトラは人によっては副作用が強く出る事があります。単に顔の火照りや頭痛、鼻づまりといった軽い症状であれば問題もなさそうですが、時には激しい動悸がしたり、呼吸困難になったり、もっと恐ろしい事態も考えられるのです。一般的にはバイアグラよりも副作用の少ないED治療薬と言われていますが、いたずらに性行為を楽しむための、いわゆる強壮剤的な使い方はいかがなものでしょうか。もしEDではない人がさらに精力をアップさせたいならば、市販の和漢方系の精力剤を試す方が安全ではないでしょうか。

レビトラの禁忌事項をチェックしておきましょう

ED治療薬は基本的に強制的に血管を拡張させる事で、性行為に十分な勃起作用を生じさせる化学薬品です。しかも体全体でその作用が起こりますので、頭部や内臓の各組織などでも一時的に血流アップの症状が出ます。ですから、高血圧の方などは慎重に利用しなければ大きな害を受けてしまうかもしれません。もちろん医者の診察を受けながらED治療にレビトラを使用している方にはその心配はいらない事でしょう。しかし個人的に利用をしている方の場合は要注意なのです。くれぐれも自己流では使用しない様にすべきでしょう。

レビトラは他のED治療薬と比べても禁忌事項が多いといわれています。その具体例は以下の通りです。まず、かつてED治療薬を服用してアレルギー反応をしました方はNGとなります。また硝酸剤や一酸化窒素、ニトログリセリン、 硝酸イソソルビド等を投与中の方もNGです。それから心臓疾患や血管系障害のある方、又は性交中に狭心症などを起こした経験のある方も要注意です。

また強い化学薬品という事から、肝機能障害のある方も使用は控える必要があるでしょうし、最大血圧が90mmHg以下か最小血圧が50mmHg以下の低血圧の人もNGとなります。高血圧では安静時収縮期血圧が170mmHg以上ある方は、医師の処方のもとで可能な場合がありますが、そうでなければ控えるべきです。そして脳梗塞・脳出血の履歴が半年以内にある方も要注意になります。

それから、レビトラの併用禁忌薬に関しても知っておきましょう。不整脈の薬でリスモダン、アジマリン、キニジン、アミサリンなどとは併用してはいけません。また水虫の内服薬であるイトラコナゾールなども同様です。それから抗ウイルス薬で治療中の方も気を付けなければなりません。インビラーゼ、カレトラ、クリキシバン、ノービアなどとは併用しない様にしてください。リトナビルやインジナビルなどのチトクローム阻害剤も併用禁忌薬になっています。