2016年10月

シアリスの使用期限の目安と安全に保管する方法

シアリスの使用期限はおよそ2年です。ただ、製造から2年であって、処方から2年ではないことには注意が必要です。ED治療の専門クリニックなどでは頻繁にシアリスを入荷しているので、処方された薬は製造されて間がないものと考えられますが、ED治療を専門としない医療機関では在庫として長期間眠っていた薬という可能性もあります。一般の医療機関では、それほど頻繁にEDの診察が行われるわけではないので、場合によっては、処方から1年以下で使用期限を迎えるということもあり得ます。

薬の使用期限は、処方する側しか把握していないことがふつうですから、気になる場合は、必ず処方された際に尋ねるようにしましょう。正規品のシアリスであれば、箱に使用期限が明記されていますが、医療機関によっては箱では処方しないというルールのところもあります。薬のシートに使用期限は記されていないので、箱から取り出すと後から確認する方法がありません。処方された際に使用期限を聞いてメモしておくことを心がけましょう。

シアリスは、PTP 包装シートというプラスチックとアルミでできた1錠ずつ切り離せるシートに入っています。このシートから取り出すと、薬剤が空気と触れてしまうので、使用期限は通常より短くなってしまいます。しかし、直射日光と高温多湿を避け、衛生的な容器に密閉保管すれば、製造から1年は問題なく使用できます。基本はPTP包装シートのまま保管した方がよいのですが、容器に移し替える際は、空気との接触と遊びの空間を減らすため、容器の隙間にティッシュや脱脂綿などを詰めておきましょう。

また、シアリスをカッターなどで半分にカットして使用するという場合もありますが、カットした欠片は使用期限がかなり短くなります。薬剤は、表面のコーティング剤で中の成分が保護されていますが、カットすると中身が直接空気と触れてしまいます。使用期限はせいぜい1~2週間と心得て、いつカットしたかわからないものについては、安全のため飲まずに廃棄してください。

バイアグラには副作用がある?

バイアグラは日本では承認されるにあたって、副作用を心配する声が挙がっていました。怖い副作用のある薬という間違った認識もあります。その背景には、日本でバイアグラをアメリカから買ってきた男性が服用して死亡したケースが、大きく報道されたことも関係しています。実際には、バイアグラによって死亡した事例は、いずれも医師の診察を受けずに勝手に服用したもので、本来的な使い方をしていれば安全な薬です。

医師の管理のもと正しい方法で服用した場合の副作用については、日本で実施した調査の結果、バイアグラを服用した866人のうち42人に副作用が見られたという結果が出ています。全体の5%にも満たない、ごく一部のED患者です。副作用の内容としては、顔などのほてりが2%ほど、目の充血や光に敏感になる、物が青みがかって見えるなどの視覚障害が0.5%ほど、その他、頭痛や動悸などが、やはり0.5%ほどの確率で発現しています。医師の診断を受けて処方され、指示された通りに服用している限り、重篤な副作用が出る心配はかなり少ないということになります。

バイアグラの副作用は発現率も少なく、軽度であることが大半ですが、視覚障害については、多少の注意が必要かもしれません。物が青みがかって見えたり、青と緑の区別がつかなくなったりすることがまれにあります。この場合には車の運転や機械の操作で危険が生じる可能性があります。バイアグラの薬効の持続時間は服用から3時間から4時間程度です。その間は自動車の運転や機械の操作などは控えた方がいいでしょう。また、重篤な症状が少ないからといって、軽視しすぎるのも問題です。バイアグラは陰茎の動脈の拡張を促進する薬であるため、急激な血圧低下によって心臓疾患が現れる可能性があります。他の薬との相互作用などによって合併症を発症する危険性もあります。心臓に問題があったり、腎臓や肝臓などに疾患がある場合には、医師から使用を禁止されることもあります。

バルデナフィルの効果

パルデナフィルの効果について、詳しく説明します。

パルデナフィルの効果
パルデナフィルは勃起障害を改善するレビトラなどの治療薬に含まれている成分です。
陰茎を勃起状態にしたいと考える1時間前に水とともに服用します。服用後1時間後がもっとも効果が高く、個人差があるもののその後数時間まで効果が持続します。
概ねパルデナフィル5mg~10mg/1錠の服用から行います。効果がないからといって20mgに増やす、あるいは2錠以上複数服用するのは危険です。また服用間隔は24時間置かなくてはなりません。
パルデナフィルのほかにED治療薬として、シルデナフィル(バイアグラ)がよく知られています。簡単な比較をすると、パルデナフィルの方が安価で手に入り、かつ効果が得られるまでの時間が短いことが秀でています。通常薬に対しては慣れが出てきますが、パルデナフィルの場合、長期間の服用でも安定して効果が出るといわれています。

パルデナフィルの薬理
パルデナフィルがどのように効いていくかというと、陰茎の勃起を止める酵素PDE5の働きを阻害することで、勃起に必要十分な血流が確保されることによって効果を発揮します。
EDの原因には心理的なもの、神経や血管に異常があるために起きる器質性のもの、あるいはその両方の原因が複雑に絡み合っているものと3種類ありますが、パルデナフィルの服用ではどのパターンでも一定の効果を発揮します。
あくまで勃起状態にし、それを維持するための薬なので、性欲を高める効果はありません。
臨床試験のデータでは、7割から9割の人に効果が出たという結果があり、信頼できる医薬品と言えるでしょう。

ちなみに、パルデナフィルの服用は、医師の処方の元行います。重い心臓病、脳卒中がある方など、性行為自体が生命に危険が及ぶ場合は服用を避けなくてはなりません。また飲み合わせの悪い薬もあるため、服用している医薬品等がある方は注意しましょう。