2017年1月

特許期間中のシアリスに海外製のジェネリック医薬品が存在する理由

2003年に発売されたシアリスは、まだ国際特許の有効期間中であるため、本当なら世界のどこにもジェネリック医薬品が存在することはありません。しかし、インドの製薬会社からはすでにジェネリック医薬品が何種類も販売されています。インターネット上で見かけるシアリスジェネリックは、すべてこれらインドの製薬会社による製造です。「タダシップ」「タダリス」「タダリフト」「エレクタリス」「メガリス」といったところが、そのおもだったところです。

では、国際特許があるのに、なぜインドからこんなにたくさんのシアリスのジェネリック医薬品が販売されているのかですが、インドの特許法が国際特許と異なることに理由があります。インドでは、2005年に現行の特許法に改められるまで、物質特許が認められていませんでした。2005年から物質特許を定めた現行の特許法が施行されましたが、それ以前からすでに販売されていたジェネリック医薬品に関しては、例外が認められています。そのため、今もインド製のシアリスのジェネリック医薬品がインターネット上に多数出回っているのです。

日本には、海外製のシアリスジェネリックを輸入する正規のルートは存在しません。医療機関のなかには、「当院では正規の手続きを経て海外製品を輸入しています」などと謳って、シアリスジェネリックを処方しているところもあるようですが、すべて嘘だと思った方がよいでしょう。だいたいそんなジェネリック医薬品を正規に輸入するルートがあるなら、特許法の存在する意味がありません。海外から医薬品を処方目的で輸入することはあるにはあるのですが、それは、治療上の緊急性が高いことと、代替治療薬が国内にないことといった条件に限ってのことです。ED治療に緊急性はなく、代替治療薬どころかシアリスそのものが日本には流通しているわけですから、海外製のシアリスジェネリックを正規に輸入するということなどあり得ないのです。

海外製のシアリスジェネリックを服用したことで重篤な副作用が出たとしても、公的機関から援助は受けられません。国内で正規に流通するシアリス以外には、手を出さないようにしましょう。

バイアグラでどの程度の性行為が可能になるのか

バイアグラは精力剤ではなく、勃起不全の治療薬です。そのため、1回服用してどの程度の性行為が可能になるのかについては、それぞれの男性の生殖機能に依存していると言っていいでしょう。個人差はあるものの、バイアグラの成分は、服用してから約4時間ほどで血中濃度が半減します。だいたい2時間から3時間程度は効果が持続すると考えていいでしょう。勃起は性的に興奮することで起こり、射精によって解消されます。射精して解消されても再び興奮できれば、また勃起が得られます。健康な人や若い男性であれば、何回でも性行為が可能ということになります。ただ、EDを治療している人にとっては、薬効が持続している間だけ可能ですので、2回から3回くらいが限界であると考えられます。

バイアグラの有効率は約70%です。残りの30%の人には効果がありません。現在ではバイアグラ以外にも有効なED治療薬があります。基本的に、既往症や事前の健康チェックで問題がなければ、バイアグラがED治療では第一選択とされるケースがほとんどです。もしバイアグラではなく、他の治療薬を選択したければ、医師に相談してみましょう。

また、バイアグラと性行為の関連性でいうと、射精に影響はありません。射精と勃起のそれぞれのメカニズムは一体ではなく、それぞれに独立しています、バイアグラは勃起のメカニズムに作用します。バイアグラを飲むことで射精に対して影響を与えることは理論上は有り得ません。ただ、今まで勃起力が不足していることによってなかなか射精できなかった人の場合には、射精がスムーズの行えるようになったという印象を持つことはあります。ただし、これはバイアグラによって射精のタイミングが調整できたわけではありません。バイアグラは早漏や遅漏などの射精障害に対しては直接的な治療効果はありません。こうした障害のある人は、それぞれに治療を受けるべきでしょう。バイアグラに過度な期待を持つのは危険です。しっかりと薬効を確認しましょう。

パルデナフィルの価格

パルデナフィルの価格について、商品ごとにまとめてみました。

正規のルートでの購入
まず正規のルートで購入する場合、1,000円から2,000円も出せば購入できます。これは1錠の値段です。
高い!という声が聞こえてきそうですが、実際にこれは高いですね。
まず正規のルートというのは医師を通したルートです。
医師の診断のもと、その改善薬としてパルデナフィルを処方されるパターンがそれです。
正直なところ、この値段では買いたくないな…というのがホンネではないでしょうか。
成分の含有量が少ないほど安く、また一度に多く処方を受ければその分安くなりますが、それでも1錠500円程度の値段になってしまいます。

他の購入ルート
1度インターネットでバイアグラやレビトラなどで検索したことのある方は、これよりも安い価格で販売されているのをご存知だと思います。
国内で医薬品を販売するには許可が必要ですが、直輸入された薬品についてはフリーパスです。そういった背景からこうした商売を行う人々がたくさんいます。
価格も10錠で1,000円、30錠で2,500円といった形で、正規ルートの5倍以下の価格で売られているため、バッタモンじゃないのか?と勘繰るかたもおられるでしょう。
確かに、偽物や粗悪品をつかまされる可能性があります。
それだけでなく、薬品を身体に入れること自体のリスクもあります。
心臓などに持病がある、血圧に問題がある、他の薬を飲んでいるなどの事情がある方は、特にです。

パルデナフィルを含むED薬
パルデナフィルは成分の名前です。
この成分を含有している薬剤ごとに名前がついています。
なぜ違うかというと商標が違うからです。要するに作っている会社や国が違います。
レビトラ、ジェビトラ、ベルデナフィル、バリフなど複数種類ありますが、輸入業者によっては○○国向けの製品というように、意図的に安価で下されている薬品を日本向けに輸入する方法で、安く仕入れているケースもあります。
レビトラはこのなかでも高価です。レビトラのジェネリック薬品であるジェビトラは非常に安く、バリフはさらに安く手に入れることができます。

パルデナフィルを購入するなら安く手に入れたいというのは誰しもが思うところです。ただいきなり輸入業者を利用するのはリスクが高いため、一度医師の処方を受けた後で利用するのが良いでしょう。