バイアグラでどの程度の性行為が可能になるのか

バイアグラは精力剤ではなく、勃起不全の治療薬です。そのため、1回服用してどの程度の性行為が可能になるのかについては、それぞれの男性の生殖機能に依存していると言っていいでしょう。個人差はあるものの、バイアグラの成分は、服用してから約4時間ほどで血中濃度が半減します。だいたい2時間から3時間程度は効果が持続すると考えていいでしょう。勃起は性的に興奮することで起こり、射精によって解消されます。射精して解消されても再び興奮できれば、また勃起が得られます。健康な人や若い男性であれば、何回でも性行為が可能ということになります。ただ、EDを治療している人にとっては、薬効が持続している間だけ可能ですので、2回から3回くらいが限界であると考えられます。

バイアグラの有効率は約70%です。残りの30%の人には効果がありません。現在ではバイアグラ以外にも有効なED治療薬があります。基本的に、既往症や事前の健康チェックで問題がなければ、バイアグラがED治療では第一選択とされるケースがほとんどです。もしバイアグラではなく、他の治療薬を選択したければ、医師に相談してみましょう。

また、バイアグラと性行為の関連性でいうと、射精に影響はありません。射精と勃起のそれぞれのメカニズムは一体ではなく、それぞれに独立しています、バイアグラは勃起のメカニズムに作用します。バイアグラを飲むことで射精に対して影響を与えることは理論上は有り得ません。ただ、今まで勃起力が不足していることによってなかなか射精できなかった人の場合には、射精がスムーズの行えるようになったという印象を持つことはあります。ただし、これはバイアグラによって射精のタイミングが調整できたわけではありません。バイアグラは早漏や遅漏などの射精障害に対しては直接的な治療効果はありません。こうした障害のある人は、それぞれに治療を受けるべきでしょう。バイアグラに過度な期待を持つのは危険です。しっかりと薬効を確認しましょう。

パルデナフィルの価格

パルデナフィルの価格について、商品ごとにまとめてみました。

正規のルートでの購入
まず正規のルートで購入する場合、1,000円から2,000円も出せば購入できます。これは1錠の値段です。
高い!という声が聞こえてきそうですが、実際にこれは高いですね。
まず正規のルートというのは医師を通したルートです。
医師の診断のもと、その改善薬としてパルデナフィルを処方されるパターンがそれです。
正直なところ、この値段では買いたくないな…というのがホンネではないでしょうか。
成分の含有量が少ないほど安く、また一度に多く処方を受ければその分安くなりますが、それでも1錠500円程度の値段になってしまいます。

他の購入ルート
1度インターネットでバイアグラやレビトラなどで検索したことのある方は、これよりも安い価格で販売されているのをご存知だと思います。
国内で医薬品を販売するには許可が必要ですが、直輸入された薬品についてはフリーパスです。そういった背景からこうした商売を行う人々がたくさんいます。
価格も10錠で1,000円、30錠で2,500円といった形で、正規ルートの5倍以下の価格で売られているため、バッタモンじゃないのか?と勘繰るかたもおられるでしょう。
確かに、偽物や粗悪品をつかまされる可能性があります。
それだけでなく、薬品を身体に入れること自体のリスクもあります。
心臓などに持病がある、血圧に問題がある、他の薬を飲んでいるなどの事情がある方は、特にです。

パルデナフィルを含むED薬
パルデナフィルは成分の名前です。
この成分を含有している薬剤ごとに名前がついています。
なぜ違うかというと商標が違うからです。要するに作っている会社や国が違います。
レビトラ、ジェビトラ、ベルデナフィル、バリフなど複数種類ありますが、輸入業者によっては○○国向けの製品というように、意図的に安価で下されている薬品を日本向けに輸入する方法で、安く仕入れているケースもあります。
レビトラはこのなかでも高価です。レビトラのジェネリック薬品であるジェビトラは非常に安く、バリフはさらに安く手に入れることができます。

パルデナフィルを購入するなら安く手に入れたいというのは誰しもが思うところです。ただいきなり輸入業者を利用するのはリスクが高いため、一度医師の処方を受けた後で利用するのが良いでしょう。

シアリスのジェネリック医薬品はいつ登場するのか

バイアグラより持続期間が長いことで人気の高いシアリスですが、その価格の高さからジェネリック医薬品の登場を待ち望んでいる人も多いです。2014年にバイアグラの特許が切れ、その主成分シルデナフィルを使用した、バイアグラと同じ効果が期待できるジェネリック医薬品が各製薬会社からいくつも登場しました。もともとバイアグラより処方価格の高かったシアリスですが、バイアグラのジェネリック医薬品が安価で手に入る現状にあって、ますます高額な印象が強くなっています。

しかし、シアリスのジェネリック医薬品が登場するためには、製造元のイーライリリー・アンド・カンパニーが所有する物質特許と用途特許の2つが期間満了とならなければなりません。もしくは、何らかの事情で特許が無効になるかですが、いずれにせよ、シアリスのジェネリック医薬品が登場する気配は今のところありません。

また、シアリスの特許が切れた時、どの製薬会社がジェネリック医薬品を発売するのかということも気になりますが、これも想像の域を出ません。ただ、バイアグラのジェネリック医薬品であるシルデナフィル錠を販売するキッセイ薬品、東和薬品、富士化学工業、武田テバなどが、シアリスについてもジェネリック医薬品を検討していることは大いにあり得ます。

それでは、シアリスの特許がいつ切れるのかですが、残念ながらシアリスの製造元・日本イーライリリーや発売元・日本新薬は、特許が満了する期限を明かしていません。ただ、特許庁が公開する情報から、シアリスの特許出願時期が2000年4月と推測できますから、特許期間を20年と考えると、2020年頃という予想が立ちます。もう少し早くジェネリックが登場するのではという情報も業界内では囁かれているようですから、遅くともここ数年内には登場するでしょう。

結論としては、2016年5月現在、日本国内にシアリスのジェネリック医薬品は存在しないということになります。海外製のシアリスのジェネリック医薬品が、インターネット上に多数出回っていますが、偽物も多数あるので避けた方がよいでしょう。

バイアグラがペニスにだけ作用する理由

人間が身体に持っている数多くの種類の酵素のうち、PDEと言われる酵素があります。PDEにも少しずつ違った種類があり、存在している部位の違いによって分類されます。PDE酵素のうち、PDE5という酵素はペニスの陰茎動脈のみにあるPDEです。バイアグラには、このPDE5の働きを阻害する働きがあります。このため、バイアグラの成分そのものは全身に届けられますが、作用はペニスにだけ現れます。ただ、他のPDEにまったく影響がないというわけではなく、たとえばPDE3という心臓の冠動脈に存在するPDEにもごくわずかですが、作用を及ぼします。作用の程度はPDE5に及ぼすものと比較して約3000分の1ほどと弱いもので、特殊なケースを除いては、副作用はほとんどありません。

バイアグラは本人がEDであることに不満がなく、性行為をしたくないと思っている間は使用する必要がありません。専門家によると、男性側の要求だけでなく、EDになっている男性のパートナーからの要望でED治療をするようになる人が多くいることが報告されています。こうした場合に、バイアグラがセックスの万能薬のように勘違いしてクリニックを訪れるケースが少なくないと言われています。バイアグラはあくまで勃起を助ける薬です。これを飲みさえすれば、セックスしたいという性欲が湧いてくるわけではありません。また、バイアグラを飲むとセックスの快感が高まるかのように思われていることもあると言われています。バイアグラは、もっぱらペニスの勃起を妨げるPDE5の働きを阻害する薬で、快感にはまったく関係ありません。快感はその人の脳で感じるもので、バイアグラを飲んで快感の度合いが変化することはありません。なかには、あまり快感を持てなくなったと訴える人も多いことが医療関係者から報告されています。これは思い込みによる錯覚であると考えられます。バイアグラを飲むと快感が上がると思い込んで、脳に言い聞かせると、快感を得やすいと言われています。

パルデナフィルとほかの薬剤の違い

パルデナフィルはレビトラという名前でED薬売られていますが、シリデナフィルを主成分とするバイアグラもED薬として知られています。
シルデナフィルが先行して発売されており、パルデナフィルは後発品ですが、基本的にED薬という点では同じです。ではどこが違うのでしょうか。

パルデナフィルの利点
勃起持続化学物質を分解する酵素PDE5をブロックし、勃起を持続させる効果があるのですが、パルデナフィルの方がより早く身体に吸収されるため、いわゆる早く効きいてきます。
そのほかにも、バイアグラよりは食事の影響で薬効が薄れることがない、陰茎以外の臓器に対して影響が少ない、副作用がより軽くなっているなど、多くの利点がパルデナフィルにはあります。
単純に言えば、バイアグラよりも進化した薬品がパルデナフィルですが、勃起の持続時間においてもより長くキープできるようになっています。
目安としては10mgで4時間、20mgで8時間という持続力です。

シルデナフィルとパルデナフィルの比較
それでは2種類のED薬をカンタンに比較してみましょう。

▼価格
両者ともほぼ変わらず。1錠1000~2000円が相場です。

▼薬の用量
シルデナフィル50mgに対し、パルデナフィルは10mg

▼即効性
シルデナフィルは服用から効果発現まで40分程度
パルデナフィルは15分程度で効果がある

▼持続性
シルデナフィルは50mgで4時間程度
パルデナフィルは10mgで4時間程度

▼食事の影響
食事後の服用の場合、
シルデナフィルの最大血中濃度への到達は服用から3時間後
パルデナフィルは空腹時も満腹時も変わらない

▼一緒に服用できない薬
シルデナフィルよりも、パルデナフィルのほうが併用できない薬の種類が多い。とくに降圧剤との相性が悪い。

▼その他
ED薬は糖尿病患者が利用する際は危険を伴いますが、パルデナフィルのほうがその危険性が緩和されています。身体的な機能不全による器質性の勃起障害に対しても、パルデナフィルの方がより有効性を認められています。

シルデナフィルとパルデナフィル、一見同じように思われるかもしれませんが、多くの面でパルデナフィルのほうが改善されているので、覚えておくと良いかもしれません。

バイアグラ、レビトラ、シアリスにおける効果が表れ始めるまでの時間差

ED治療の代表的な治療薬を3つ挙げるなら、バイアグラ、レビトラ、シアリスとなることに誰も異論はないでしょう。このなかではシアリスが最も新しい治療薬で、効果が持続する時間も先行の二つに比べ非常に長くなっています。効果の持続時間に違いがあるということは、もちろん効果が表れ始めるまでの時間にも違いがあります。

バイアグラとレビトラは、空腹時に服用すると、およそ20分から1時間前後で効果が表れ始めます。一方のシアリスは、効果が表れるまでに1~3時間ほどかかります。これだけの差があるわけですから、他の薬からシアリスに替えた際は、服用のタイミングに注意が必要です。もっとも、シアリスの効果が持続する時間は、24~36時間と非常に長いですから、セックスの予定がある日の朝に服用すれば問題ありません。

これら3種の薬剤が溶解するまでの具体的な経緯ですが、まず、バイアグラとレビトラは、18℃の水に浸すと90秒程度で薬剤の表面を覆っているコーティング剤が剥がれ始めます。2~3分後には水が中に浸透して、完全に成分が溶け出します。「噛み砕いて飲んだ方が効き目が早く表れるのではないか」と考える人もしばしばいますが、18℃の水より溶解力の高い胃液の中であれば、そのまま飲みこんでもすぐに成分が浸透します。噛み砕いても苦い思いをするぐらいで特に変化はないので、そのまま服用するのがいちばんです。

シアリスの場合、同じ18℃の水に浸すという条件では、外側の黄色いコーティング剤が溶けて、中身の成分が水に溶け出すまで6~10分程かかります。シアリスならば、噛み砕いて飲み込むことで、数分程度ながら効き目が表れるのを早めることが可能です。ただ、前述したように、シアリスは、バイアグラとレビトラよりも効果が表れ始めるまでに時間がかかります。つまり、即効性を求めるならば、シアリスよりバイアグラやレビトラを選んだ方がよいということです。ただし、健康上の理由など、シアリスしか服用できないという方もいらっしゃるでしょうから、上記のことを参考にしてください。

バイアグラが処方されない場合とは?

バイアグラはそれ自体は安全に服用できるED治療薬ですが、希望すれば誰にでも処方されるというわけではありません。持病などがあってバイアグラの使用が原因で副作用を招く危険のある人には処方は禁止されています。

たとえば心臓や血管に疾患を抱えている人です。バイアグラで性行為が可能になったことで、負担をかけすぎてしまうことがあります。心臓疾患の人には、性行為そのものが禁止されていることもあります。また、高血圧であるにも関わらず治療を受けず放置している人にも処方は見送られます。高血圧が改善されていないと、狭心症や心筋梗塞、脳卒中などを起こすことがあります。逆に、血圧が極端に低い場合にも処方されませんし、肝臓の機能が弱っていると判断されるときも、処方はされません。服用し、体内に入った後のバイアグラは最終的に代謝するのは肝臓です。そのため肝臓に過度な負担をかけることになるからです。

バイアグラは勃起を助ける薬ですが、そのメカニズムは血管の拡張です。そのため、心疾患を治療する際に用いられるニトログリセリンといった硝酸剤に分類される血管拡張作用のある薬剤とは併用はしてはならないことになっています。併用することで血管が過度に拡張し、急激に血圧の低下が起きる危険性があり、最悪で死につながります。硝酸剤は、飲み薬だけでなく、舌下錠剤や貼り薬、また吸入剤など様々なタイプがありますが、どれもバイアグラとの併用は禁止です。また、こういった薬を使用していたり、過去に狭心症を起こしたりしたことのある人に対しても、バイアグラは処方されません。これまで狭心症を発症したことのない人でも、処方後に狭心症を発症するというケースもあります。処方後に狭心症の治療をする際には、バイアグラを服用していることを医師に告げるようにしましょう。また、狭心症などの心疾患ではなく、肩コリの治療にも硝酸剤が用いられることもあります。市販されている薬の中にも、併用を注意すべき成分が含まれていることもあります。